相馬 御風 〈掛軸〉「大空の歌」
そうま ぎょふう作品紹介
明治十六年(1883)糸魚川町大町に生まれる。高田中学校在学中から「新声」に短歌を投稿し、御風の名を用いていた。
後早稲田大学英文科卒業直後の明治四十年、坪内逍遥、島村抱月の依頼で創立二十五周年に発表する「早稲田大学校歌」を作詞した。
大正の初めには、トルストイ、ツルゲーネフに傾倒して、それらの作品の翻訳にも取り組んだ。大正五年に糸魚川に戻り、短歌活動、良寛研究など終生取り組み、昭和二十五年六十六歳で没した。
「大空を静かに雲はゆく、静かに我も生くべくありける」
w47cm ×H38cm ¥100,000 (税込)