岡仙汲古堂(おかせんきゅうこどう)

岡仙汲古堂について

当店のはじまり

1871年(明治4)、新発田藩(溝口家)藩士の岡田喜兵衛(1808~1890)が、廃藩置県後、生活に窮した藩士の身の回り物品を販売した事が骨董商の始まりとなります。
1876年(明治9)岡田仙之助(1849~1917)骨董商として岡仙を名のり新発田に店を構えます。刀剣、書画、茶道具を扱い、越後の大地主を主な顧客とし、商いの範囲を北海道まで拡げました。 10月、新潟県令永山盛輝に古物商業願いを提出し、同年11月免許鑑礼を得ました。

明治9年発行の古物商営業免許鑑札
明治9年発行の古物商営業願いと免許鑑札

仙之助の次男順作は2代目として家業を継承、新発田古物商組合長や信用組合理事を務め、順作の長男喜造は新潟市の骨董商保倉商店で修行、1946年に大戦から帰還後、3代目を継承しました。
終戦後は農地解放による北越後地方の巨大地主崩壊に遭遇、数多くの銘品流通を経験しました。
1968年、新潟古町9番町に支店汲古堂を開設。85年に喜造の長男順造が4代目となり、岡仙汲古堂を創設し新潟市西堀通6番町に移転。93年、株式会社に改組し、2009年に西堀から現在地に移転しました。創業の地である新発田店は今も営業を続けています。

店主(鑑定士)

kanteishi4代目、岡仙汲古堂の主人 岡田順造。
骨董商の家系に生まれ、幼少期より古美術・骨董品に囲まれたことにより、自然と古美術・骨董品を好きになっていきました。
東京での大学生時代には、骨董品店で2年間アルバイトをし、その資金を元にヨーロッパ、アメリカ、タイ、インドなど各国へ、延べ半年程の期間、旅に出かけ骨董・美術品の収集はもちろん海外文化や知識を肌で経験しました。
昭和48年、大学卒業後は東京の古美術商で修行後、郷里の新潟に戻り、父である岡田喜蔵の商いを手伝いながら、更なる知識と研鑽に努めました。
そして昭和60年に4代目となり、岡仙汲古堂を創設。新潟市西堀通に店舗を構えた後、平成21年には現在地である万代に店舗を移し、全国各地の骨董古美術を取り扱うまでとなりました。
主に鑑賞陶器を中心に日本美術、朝鮮美術、中国美術を好みとし、多くを取り扱っていますが、基本的にはオールジャンルの美術品鑑定を行い、また欧州へも定期的に買い付けに行っております。

 

店舗概要

社名 株式会社 岡仙汲古堂(おかせんきゅうこどう)
創業年 1876年(明治9年)
住所 〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代4丁目3-20
電話番号 025-384-4884
FAX番号 025-384-4883
資本金 1,000万円
営業時間 午前10時~午後6時
定休日 年中無休(年末年始休業)

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